
親友に「ごめん、ちょっとバタバタしてて!また連絡するね」と返した私が、誕生会の招待を早めたわけ
親友から届いたメッセージに既読だけをつけたまま、返事の下書きを何度も消しました。ようやく送った一言を見直したとき、決めていた準備の順番を変えることにしたのです。
親友の名前がないグループ
大学のサークル仲間で、親友の誕生日を祝おうと言い出したのは私でした。親友以外の4人で新しいグループを作り、「作戦会議」と名前をつけました。店選び、プレゼント、当日の段取り。全部決まってから、親友を入れた別のグループで招待するつもりでした。
間違えて届いた「じゃあ続きは新しいグループで!」は、送った友人がすぐに取り消しました。作戦会議のほうにその友人から「ごめん、送る先間違えた」と届き、私は「たぶん見られてないよ」と返しました。取り消しの表示が残れば、何かあったことは伝わる。分かっていて、そう打ったのです。
それから、いつものグループには誰も書き込まなくなりました。うっかり漏らすのが怖くて、4人とも作戦会議でばかり話していたからです。
既読をつけたまま消した下書き
数日後、いつものグループに親友からメッセージが届きました。
「今週みんな忙しい?」
開いた瞬間に既読がつき、作戦会議に「どうする?」と打ちました。店の予約は、まだ確定していません。今誘えば、全部が中途半端なまま知られてしまう。本当のことを書けないまま、下書きを何度も消しました。
結局送ったのは、「ごめん、ちょっとバタバタしてて!また連絡するね」。バタバタしていたのは、親友の誕生日の準備のためです。嘘ではないと自分に言い聞かせて、送信を押しました。
送ったあとで、画面を見直しました。4つの既読の下に、私の返事が1つだけ。親友の側から見たら、この画面はどう読めるのか。考え始めると、ノートの店の候補が目に入らなくなりました。