
彼にもっといっぱいキスしてほしい。
■キスと、「キスして」は何が違う?
冒頭で「キスして」って言った方がいいよなんて書いたものの、そもそも自分からキスをするのと、彼におねだりをするのと、何がそんなに違うんだというところを全然説明していませんでしたね。
間違いなくふたつとも、こちらが「あなたとキスをしたいの」と思っているという点では一緒です。
ただ違うのが、自分のキスしたいと思う気持ちを、自分ひとりの力で実現させているのか、それとも彼の力を借りて実現させているのかという点です。
まさにここがミソで、「キスして」とわざわざ言って彼からキスをさせようとするのには、「彼女から必要とされたい」「彼女には、ちょっとだけ”か弱く”いてほしい」という男子の願望を上手に叶えてあげようという狙いが含まれています。
キスをしたくてそのまま自分からしてしまうのには、「ひとりでできるもん」感があるわけですが、男子としてはそこまでの”たくましさ”はノーセンキュー。こんなに些細なことですら、彼にお願いしてしまう、彼に甘えてしまうその”非力さ”が愛しいと感じるわけです、彼らは。
■「される」方が気持ちいい
また、男子は、「自分でするより、君にしてもらった方がずっと気持ちいいから」という彼女のスタンスも大好きです。
キスをするのも、自分からじゃなくて、彼氏からしてもらった方がドキドキする、気持ちがいい。
私はただキスがしたいんじゃない。「あなたがくれるキス」がほしいんだ。
こういう気持ちが彼らにとっては何よりうれしいんです。
だから、自分からじゃなくて、彼にお願いをして、彼の方から私にしてほしい。
とても微妙な違いで言葉にするのも少し難しいんですけど、きっとわかってくれましたよね?
男子がこの彼女の側の”か弱さ”と、それから、「自分でする」より「彼にされる」を求める気持ちを求めるのは、キスの場面だけじゃありません。
デートだって、自分で誘うより、「週末はいつでも大丈夫だから、そっちから誘って? 誘われるとすごくうれしいから」と言われれば男子もうれしいですし、エッチでも、自分で触るんじゃなく「お願い触って……」と言ったら男子はとても興奮します(下品な例ですみません)。
彼から愛されるのが上手な子は、こうやって、いろいろなお願いや甘えんぼを通して実は自分が彼を上手にコントロールしているのに、「俺がいないと何もできないんだから」「俺がしてあげないと、お前は自分じゃできないもんな」と彼のプライドと「必要とされたい欲」をちゃっかり満たしてあげている人が多い気がします。(遣水あかり/ライター)