
「記念だから」義姉の顔にスマホを向けた私→夫の一言で動画を見返すと、そこには視線を落とす義姉が映っていた
妊娠を報告したときの反応を残したくて、私は家族や友人へスマホを向けていました。義姉から「撮るのはやめて」と言われても、記念になるから問題ないと考えていました。夫に注意されたあとで動画を見直すと、私が残したかった表情とは違う義姉が映っていました。
撮りためていた反応
義姉は夫の姉で、私にとって一番気心の知れた相手です。妊娠がわかってから、親族や友人に報告するたび、私はその反応をスマホで撮りためていました。SNSで人気の「みんなの反応集」を作るためです。最後に残ったのが義姉でした。
義姉ならきっといい表情を見せてくれると思い、私は「実は…赤ちゃんができたんです」と告げながら、スマホを義姉の顔に近づけました。義姉は椅子から腰を浮かせて喜んでくれました。
止めたくなかった動画
義姉は「撮るのはやめてほしいな」と言いました。それでも私は、撮れた映像を手放したくありませんでした。
「記念だから、いいじゃないですか」
スマホはしまいましたが、動画は消しませんでした。義姉もそれ以上は言わなかったため、大きな問題ではないと自分に都合よく受け取っていました。数日後、撮りためた反応を編集し、「友人・家族に妊娠報告をしてみた」という動画をSNSへ公開しました。義姉が撮影を断った場面は外し、喜んだところだけを使いました。