
マッチング相手から届いた同じ返信で、私が冷めた理由
遅れて届いた謝罪は、確かに彼自身の言葉に見えました。それでも私は、返信を打つ代わりに、彼のプロフィール画面を閉じることを選びました。
期待していた最初のやり取り
恋人と別れて半年、久しぶりにマッチングアプリを開き直した私が最初にマッチしたのが、彼でした。プロフィールの文章が丁寧で、写真の雰囲気も落ち着いていて、期待しながら1通目を開きました。
「こんにちは!都内で営業の仕事をしています。休みの日はサウナによく行きます。よろしくお願いします!」
定型文らしい硬さはあっても、感じは悪くありません。私は文面を2回読み返してから、返信を打ちました。
「はじめまして。カフェ巡りが好きな会社員です。マッチできて嬉しいです。よろしくお願いします。」
返信の直後に届いた同じ文章
こんなに早い返信は脈ありかもしれない、と思いながら通知を開きました。画面に並んでいたのは、1通目とまったく同じあいさつでした。書き出しの「こんにちは!」から結びの「よろしくお願いします!」まで、句読点の1つも違いません。私の自己紹介は既読になったまま、その同じ文章の上に取り残されていました。