
どんなメッセージにも笑をつけていた私が、句点だけの一言を送るまで
「今のは笑うところじゃないよ」届いた一言を読み返すたび、あの頃に言われた言葉がよみがえります。
笑は私のお守りでした
文末の笑は、意識して始めた癖ではありません。以前の友人グループで、真面目すぎて話しかけづらいと言われたことがありました。それからは、どんな内容でも最後に笑をつけるようになりました。笑さえあれば、重い人だと思われずに済む。そう信じて、励ましの言葉にも、謝罪にも、笑を添えてきました。
届いた一言
友人が仕事の失敗を打ち明けてくれたときも、私は「元気出して笑」と返しました。本気で励ますつもりでした。しばらくして届いたのは「今のは笑うところじゃないよ」という返事でした。私は画面を開いたまま、返信の文面を組み立てられずにいました。笑をつければ軽いと言われ、外せば重いと思われる気がして、その日は返信できないまま画面を閉じました。