
BBQで『彼女さん気が利くね』と褒められた俺が、誇らしげに笑った直後に詰まった答え
土手の上で見つけた彼女に俺がかけた言葉は、後から考えれば最悪のものでした。
俺の同僚たちと、彼女と、初めての河川敷BBQ
付き合って2年半の彼女に、同僚たちと河川敷でBBQをしようと持ちかけたのは俺でした。買い出しは「肉と飲み物だけ買っといて」と頼んでおけば足りるはずだと思っていました。
当日、河川敷に先に着いた俺は、遅れている同僚に電話をかけていました。少し遅れて来た彼女は、片手で持つには大きすぎる保冷バッグを抱えていました。中身を確認することもなく、俺はその荷物をテントの脇に置きました。
「肉焼くのは男の仕事」と笑いながら、俺は何度も座っていました
火が起きてからは、男4人で炭の前に集まりました。誰かが「肉焼くのは男の仕事」と笑い、缶ビールを開け合いました。
野菜を切る音がまな板の方から聞こえます。彼女と同僚の彼女たちが、まな板の前に並んでいました。焼けた肉は、紙皿に乗って俺たちのところまで運ばれてきました。俺は受け取り、ビールを飲み、また誰かの話に笑いました。
同僚の奥さんが「ちょっとごめんね、私もうみんなのとこ行ってきていい?」と抜けても、俺は気づきませんでした。