
「○○歳までに結婚しないと売れ残り」「○○歳からはもうオバさん」こんな言葉を聞いても、なんとも思わなかった若かりし頃。不思議なことに、年齢を重ねるごとに、やけに耳につくようになってくるんです。
○若さの魅力とは
数年前に比べて疲れがとれにくい、メイクのノリがイマイチな日が増えた、後輩ばかり優遇されているような気がする、男はキャピキャピしたハタチそこそこの子にばかりデレデレして気に食わない等々…。
こんな風に、今まで気にとめていなかったことが、いきなり目につき始めるタイミングがあります。これは、年齢を重ねる中で、自分を取り巻く環境と自分自身が変化していることが原因です。
「○○歳?若いっていいね!」なんて言われても、実際に若い時にはしっくりこないものです。たった数歳違うだけなのに、大げさじゃないの?なんて思ったりもして。
しかし、年齢を重ねるごとに、「若いっていいね!」の意味がだんだんわかるようになってくるのです。
夜遅くまで遊んだ次の日も疲れを残さずに出勤できる。周りの結婚ラッシュに脅えず無鉄砲な恋愛ができる。恐れず自分の夢を追いかけることもできるし、転職だって気軽に考えられる。
このように、体力があり、人生はこれからだという根拠のない希望に満ちているのが、若者の強みであり魅力です。その時期を過ぎた人間からすると、キラキラと眩しく、羨ましくも見えることでしょう。
○いつまでも「カワイイだけ」で良いの?
しかし、もちろん、女性の価値は若さだけでは決まりません。年齢だけで判断されてなるものか!というアラサー筆者の意地ではなく、実際にそうなのです。
若くてカワイイ女性はたしかに魅力的ですが、内面の成熟した年相応の女性だって魅力的です。それぞれのライフステージにあった美しさがあるので、年齢を比較して優劣をつけようとすること自体が間違っているのです。
また、年齢を重ねるごとに、「もともとの顔の造形よりも、人生が充実しているかどうかで顔つきが変わってくる」というのは本当のことだと思います。
趣味に仕事に恋愛にと、様々な経験をしている女性には、その表情から安心感や充実感が見てとれます。深みのある顔立ち、とでも言ったら良いでしょうか。
一方、いくら整った顔立ちをしていても、アンチエイジングに命を懸け、いつまでも若さと美しさだけにしがみついている女性からは、必死さや悲壮感が感じられます。
人間たるもの、どうしたって年はとります。その事実に目を背けている女性よりも、きちんと向き合い日々を楽しんでいる女性の方が、ずっと魅力的ですよね。
○「若さを失った」のではなく、「成熟している」と考える
過ぎた時間は懐かしむ位がちょうど良くて、「あの頃に戻りたい」なんて思うだけ時間の無駄です。
たしかに若さをもてはやされることはなくなったかもしれません。しかし、年齢を重ねたからこそ味わえる喜びはたくさんあるはずです。
例えば、仕事の頑張りが認められてやりがいを感じられるようになった。
恋愛の場数を踏んで、若い頃には考えられなかった落ち着いた恋愛ができるようになった。
自分に似合うものがわかるようになり、オシャレに磨きがかかった。
若いころは自分中心だったが、周りを見る余裕ができて人間関係が深まった。
こんな風に、誰しも過去と比べれば着実に成長しているのです。もう若くない、なんて自虐せずに、今の自分を認めてあげてはいかがでしょうか。
「いやいや、絶対に今より若い頃の方が楽しかった…。」と思う人は、年齢を重ねた自分に自信がもてるような根拠を今から作りましょう。恋愛に限らず、仕事や友達、趣味など、「自分にはこれがある!」と胸を張れる何かを見つけるのです。
何かを始めるのに遅すぎるということはありません。いろいろな体験をして成熟していく自分自身を好きになることが、若さの呪縛から解き放たれるための近道なのです。(ROI/ライター)