
「前に取った有休、何に使ったの?」妻の質問に話を変えた俺
期待させたくなかっただけではありません。うまくいかなかったときに、自分から結果を説明するのを避けたかった部分もありました。
妻に言わず使っていた有休
家族と離れて働き始めて2年になります。このまま離れた生活を続けるより、妻と娘の近くで働ける仕事を探したいと考えるようになりました。
そこで、転職の相談や面接が入るたびに有休を取っていました。転職活動のために取った有休については、妻に話していませんでした。
採用されるか分からない段階で話せば、妻も娘も俺が戻ってくると思い込んでしまうかもしれません。決まってから伝えればいいと考えていました。
残りを運動会に取っていました
娘の運動会は、もともと9月の予定でした。その日に合わせて、残っていた有休を申請しました。
休む日の勤務調整が決まったあとで、暑さが続いたことを理由に運動会が10月へ延期になりました。一度決まった休みを、別の日へ移すのは難しい会社でした。
妻から、
「運動会、10月になったって」と届いたとき、使える有休は残っていませんでした。
「もう有休残ってない」
そう返しました。
妻は、家族の予定に使った分しか知りません。その分を数えれば、まだ残っている計算になります。
「前に取った有休、何に使ったの?」
そう聞かれて、転職のことを書こうとして、やめました。代わりに娘の学校の話を返しました。