
「じゃあこの荷物はどうするんだよ」予約した荷物置き場を使われた私に、通りがかった男性が返した言葉
姉の結婚式へ向かう新幹線で、大きなスーツケースを置くためのスペースまで確保していました。ところが乗車すると、そこには見覚えのない紙袋とボストンバッグ。持ち主に移動をお願いすると、「じゃあこの荷物はどうするんだよ」と返されました。
予約していた最後部の席
姉の結婚式へ出るため、衣装と靴を入れた大きなスーツケースを持って新幹線に乗ることになりました。切符を取る際、この大きさの荷物を持ち込むには対応した座席を予約する必要があることを知り、座席後方のスペースを使える最後部の席を選びました。
乗車して車両の後ろまで進むと、予約したスペースには紙袋とボストンバッグが積まれていました。近くにいた乗客から、別の車両から荷物を運んできた家族がいたと聞きました。
「じゃあこの荷物はどうするんだよ」
教えてもらった車両へ行き、荷物の持ち主に声をかけました。通路側にいた父親が私についてきたため、置き場の前で事情を説明しました。
「ここは、この席を予約した人が使う場所なので、荷物を移していただけますか」
父親は荷物を見て、「じゃあこの荷物はどうするんだよ」と返しました。
「別にちょっとぐらいいいだろ。子供たちも困ってるの分からないか?」
通路をふさぐように立つ父親を前に、私はスーツケースの持ち手を握ったまま、どう説明すれば伝わるのか考えていました。