
彼が友人に共有した写真で→私が贈ったマフラーだけが、なぜか色違いになっていた
好みに合わなかったのだろうか。確かめるのが怖くて、それでも私は思いきって尋ねました。返ってきた答えは、想像していた理由とは、まるで反対のものでした。
私が選んだ色じゃない
写真には「今年ももらってばかりです。みんなありがとう」と一言だけ添えられていました。
何度見返しても、編み目の模様は私が贈ったものと同じです。違うのは、色だけでした。売り場でいくつもの色を当てて、彼に似合うグレーを選んだのは、私自身です。それなのに、写真の中のマフラーは、はっきりと別の色をしています。同じ商品の、色違い。そう気づいて、選んでいたときの時間が急に遠くなりました。
気に入らなかったのかな
色を変えたということは、私の選んだものが好みではなかったのかもしれません。それとも、最初から付け替えるつもりで受け取ったのか。考え始めると、悪いほうへばかり想像がふくらみます。
色を決めるのに、私はずいぶん長く売り場に立っていました。彼の顔まで思い浮かべて選んだ色が、こんなにあっさり置き換えられている。確かめたい気持ちと、聞くのが怖い気持ちが、入力欄の前で行ったり来たりしました。