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    「定時で帰るやつは出世できない」と言う上司→残業ゼロの私が昇進した日

    2026-05-26
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    「定時で帰るやつは出世できない」と言う上司→残業ゼロの私が昇進した日

    私は、企画営業部に勤めて3年になります。配属以来、定時で帰る私のことを、課長は折に触れて「出世できないぞ」と言っていました。最初は冗談かと思っていたのですが、年々その言葉は重さを増していったのです。

    毎日18時に会釈をして帰る私と、課長の決まり文句

    入社して配属された企画営業部は、夜遅くまで明かりが消えない部署でした。先輩たちは20時、21時まで残るのが当たり前。けれど私は最初の月から、自分の仕事を時間内に終わらせて帰ると決めていました。

    「お先に失礼します」。

    デスクから立ち上がってそう言うたび、課長が必ず口を開きます。「定時で帰るやつは出世できない」。最初の数回は冗談として笑って受け流していました。けれど半年も経つと、その言葉は確実に皮肉として届くようになっていったのです。

    仕事は手を抜いていません。むしろ定時で終わらせるために、朝の通勤電車では段取りを必ず立てていました。資料作成は雛形を磨き上げ、商談前のシミュレーションも欠かしません。それでも、課長から見える私は「気合いの足りない若手」でしかなかったようでした。

    3年間、変えなかった働き方

    3年間、私は同じ働き方を続けました。担当顧客の契約継続率は部内で常に上位3位。新規開拓も年度目標を毎年達成してきました。数字で示せば理解してもらえると信じていたのです。

    けれど評価面談のたび、課長の口から出るのは決まって同じ言葉でした。「数字は悪くない。ただ、姿勢が」。語尾が濁されるその一言が、毎回引っかかっていたのです。同期が次々に深夜まで残業する姿をたたえられ、私だけが「もう少し頑張れ」と言われ続ける日々。

    それでも私は、自分の働き方を曲げませんでした。母が看護師でずっと夜勤明けの疲れた顔をしていたのを見てきたから、自分は「時間を守って結果を出す働き方」を貫きたかったのです。誰かに認められなくても、自分との約束は守りたかった。それだけでした。

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