
「私、ほぼ男だから」が口癖の友達との飲み会→数日後に届いた「また来てほしいって言ってるんだけど」
線を引かれたと感じた帰り道。ところが数日後、同じ相手から正反対の誘いが届きます。2通のメッセージの間に何があったのかを、私はまだ知りません。
「私、ほぼ男だから」
彼女は大学時代からの友人で、ふだんからメッセージでやりとりする仲です。数日前に届いたのは「男4人と飲むんだけど、来ない?」という誘いでした。続けて「私、ほぼ男だから」「女同士のほうが気を使うんだよね」と並び、少し引っかかりながらも、久しぶりに顔を見たくて参加を決めました。飲み会での彼女は、確かに男性たちと軽口を交わしていて、この4人組の輪にすっかり馴染んでいる様子でした。注文も彼女が仕切り、店員さんへの頼み方まで慣れています。私は端の席に座り、まずはその場の空気に合わせることにしました。
席替えのたびに気付いたこと
気になり始めたのは、席替えのときでした。彼女は毎回、真っ先に同じ男性の隣へ座るのです。唐揚げの皿を「これ、食べきれないから」と渡した相手も、その男性でした。それでも考えすぎだろうと思い直していた頃、私の好きな映画の話題で、向かいの男性が「その映画、俺も先週観たよ」と身を乗り出してくれました。会話が続きかけたところで、彼女が笑いながら間に入り、私にこう言ったのです。「意外とこういう飲み会来るんだね」。誘われたから来ただけなのに、その言い方には、線を引かれたような感じがありました。私はグラスに口をつけて、返事の代わりにしました。