
「経営者って言えば食いつくから楽」マッチングアプリの相手から届いたメッセージ→送り主に伝えた事実
スマホの画面には、男性からのメッセージがずらりと並んでいました。会社を経営していること、美味しいお店を知っていること。やりとりのたびに、彼の自慢は増えていきます。けれど、ある一通のメッセージが届いたとき、彼の本性がわかったのです。
会社を経営しているという男性
マッチングアプリでやりとりが始まったその男性は、最初のメッセージから自分の話ばかりでした。
相手:「はじめまして。俺、自分で会社をやってるんだ」
私:「はじめまして。すごいですね」
相手:「まあね。プロフィール見たけど、君は普通の会社員かな。今度、いい店に連れてってあげるよ。ちゃんとした店、行ったことなさそうだし」
正直に言えば、見下されている気はしていました。それでも、人は会ってみないとわからないと思い、当たり障りのない返事を続けます。自分の仕事のことは、アプリにあまり詳しく書いていません。肩書きで人が寄ってくるのが嫌で、わざと控えめにしているのです。
増えていく自慢と、噛み合わない話
やりとりを重ねるうち、彼の自慢はどんどん大きくなっていきました。
相手:「店は俺が予約するから。もちろん全部奢るよ。経営者だからそのくらい余裕」
私:「ありがとうございます」
相手:「会社って言っても何の会社か気になるでしょ?まあ会ってからのお楽しみってことで」
会社の話になると、彼はいつも具体的なことをはぐらかしました。事業の内容を聞いても、答えは毎回ぼんやりしています。引っかかるものを感じながらも、私は約束の日を待つことにしました。