
いつも奢ってくれる羽振りの良い彼→貯金額を聞いたら浪費家だと判明
誕生日にはブランドのアクセサリー、記念日にはホテルのディナー。彼の羽振りの良さに、私はいつしか甘えていました。けれど将来を考え始めたころ、ふと尋ねたひとことで、彼の見え方は変わってしまったのです。
会計はいつも、彼の役目
付き合い始めてから、デートの支払いはいつも彼がしてくれました。少し背伸びした和食のお店でも、彼は伝票を見もせずにカードを出します。私が「半分出すよ」と言っても、笑って受け取りません。誕生日にはブランドのアクセサリー、記念日にはホテルのディナー。
私が値段を気にすると、彼はいつも決まってこう言いました。「稼いでる男の余裕だよ」。その言葉と笑顔に、私はどこか安心していたのだと思います。
ふと口にした、将来の話
半年が過ぎ、私はぼんやりと先のことを考えるようになりました。このまま一緒にいたら、結婚や暮らしはどうなるんだろう。そんな話の流れで、私は何気なく尋ねました。「貯金って、どれくらいあるの?」。
それまで楽しそうに話していた彼の口数が、ふいに減りました。グラスをテーブルに戻し、彼は視線を手元に落とします。私は、その沈黙の長さに、少しずつ嫌な予感が膨らんでいきました。