
ぶどう狩りの予約を友人に任せっきりにしていた私に、友人からの短い返信が刺さった理由
軽く流したつもりの一言は、取り消せないまま画面に残りました。返信の短さに気づいた私は、彼女に任せきりだったものをようやく数え始めたのです。
カレンダーに入れただけの予約開始日
彼女たちと3人のグループで、ぶどう狩りに行こうと決めたのはグループチャットでした。「全員で申し込んで、誰か取れたらラッキーだね」という一言に、私も乗っかりました。楽しみにしていなかったわけではありません。ただ私は、予約開始日をスマホのカレンダーに入れただけでした。3人で申し込むのだから、誰かが取れるだろう。そう自分に言い聞かせて、その役目を人に預けたのです。予約開始日の前夜も、私は日付が変わる前に眠ってしまいました。
打っては消した謝罪
通知に気づいたのは、目が覚めてからでした。「予約できた?」という彼女のメッセージの下で、もう1人が「ゲームしてて気づかなかった」と返していました。本当は、誰かが取ってくれるだろうと考えていたことまで謝るべきでした。でも、それを認めるのが気まずくて、うまく言葉にできませんでした。言い訳を重ねるのも嫌で、文章を消し、「ごめん、寝てた」とだけ送りました。彼女から届いたのは「そっか。わかった」という短い返信でした。それを最後に、グループチャットのやり取りは止まりました。