
「順番、守れないの?」レジで横入りされた私の代わりに、5歳の娘が口にした一言
「ビール1缶だけだから良いだろ。文句言うな」言い返すより先に、腕の中の娘が男性を見ていました。
会計まであと1人だったのに
休みの日、5歳の娘と2人でスーパーへ行った帰りのことです。レジの列に並んでいるうちに娘は眠くなったのか抱っこをせがみ、私は片腕で娘を抱え、もう片方の手でカゴを持って順番を待っていました。
会計まであと1人というところで、通路から来た男性が私とレジの間に入りました。手にはビールの缶が1本だけ。男性はそのまま前を向いています。
「文句言うな」と言われて
「私が先に並んでいました」
できるだけ強い言い方にならないよう、それだけを伝えました。男性は振り向くと、缶を持ち上げて言いました。
「ビール1缶だけだから良いだろ。文句言うな」
後ろに並んでいた人たちも、こちらを見ています。ここで言い合いになれば娘を怖がらせるかもしれない。でも、このまま何も言わず順番を譲るのも違う気がしました。
次に何を言うか考えていたとき、私より先に娘が顔を上げました。