
公園でいつも子どもを叱るお母さんから娘を遠ざけていた私→ある夕方、校門前で立ち止まった話
私には小学1年生の娘がいます。同じ公園でよく見かけるお母さんがいて、その方はいつも子どもを強い口調で叱っていました。娘にも良くないと感じて、私はそっと距離を置くようになっていたのです。
いつも叱っているお母さん
娘と通っていた近所の公園で、よくお見かけする親子がいました。お母さんは私と同じくらいの年代で、息子さんは娘と同い年くらい。けれどそのお母さんはいつも険しい表情で、息子さんを大きな声で叱っていたのです。
「もう、何度言ったらわかるの」「順番!」砂場でも滑り台でも、注意する声が止まりません。私は娘の手を引いて、ベンチの反対側へ移ることが増えていきました。「あのお母さん、いつも怒ってるよね」一度、別のお母さんに小声でそう漏らしたこともあります。
距離を取ることが優しさだと思っていた
子どもが可哀想だと思っていたのです。あんなに毎回怒鳴られていたら、息子さんも萎縮してしまうのではないか。我が家ではなるべく叱らず、ゆっくり話を聞くように心がけていました。だから余計に、あの親子の様子が目に焼きついていたのかもしれません。
近所のお母さん数人とも「あんなに怒らなくてもね」と話したことがあります。距離を取ること、関わらないこと。それが私たちなりの優しさのつもりでした。息子さんに直接何かしてあげようとは、一度も考えませんでした。