
「会いたい」に「暇なの?」と返す彼。私が思いきって送った一言で、彼が黙りこんだ夜
「会いたい」と送ったら「暇なの?」と返す彼。いつもなら笑って流すこの返信に、今日は本音をぶつけてしまった。届いた返事と、その夜に訪れた変化のお話。
ためらいながら送った「会いたい」
火曜日の夜21時。仕事から帰って、お風呂を済ませてベッドに横たわった私は、しばらく天井を見つめていました。彼に最後に会ったのは10日前。その間、メッセージのやりとりはあっても、声を聞く時間はほとんどありませんでした。
「忙しいんだから、催促しちゃいけない」そう自分に言い聞かせて、画面に何度も浮かべた「会いたい」を消してきました。でも今日だけは、どうしてもその言葉を消すことができませんでした。
「会いたい」とだけ送信したとき、急に心細くなったのを覚えています。
返ってきた「暇なの?」
すぐに返信がきました。
「暇なの?」
彼にとっては普段通りの軽口で、悪気はないとわかっています。いつもなら「そうそう、暇だから〜」なんて笑って返していました。
でも、その夜は違ったのです。今日も忙しいだろうから邪魔しちゃいけない、とずっと我慢してきた寂しさが、その短い返事で行き場をなくしました。冗談で受け流したら、また私だけが寂しさをひとりで抱える朝が来る。そう思った瞬間、迷う前に文字を打ち込んでいました。