
「借りたお金、もう時効だよね」と笑う友人→私が見せた一通のメッセージで顔色が変わった話
私には、大学時代から続く女友達が一人います。8年前、彼女が金銭的に困っていた時期に、私は30万円を貸しました。当時はすぐに返すつもりだったようで、彼女は何度も頭を下げていたのを覚えています。ところが先日の同窓会で、彼女がこぼした一言で、私の中の何かが切り替わったのです。
同窓会で投げかけられた一言
先日、大学時代の友人たちと同窓会がありました。久しぶりに集まったメンバーで二次会の居酒屋に流れ、お酒も入ってみんな機嫌よく話していたときのことです。隣に座っていた彼女が、ふと私の方を向いて笑いながら言いました。「借りたお金、もう時効だよね」。一瞬、自分の耳を疑いました。8年前に貸した30万円のことを言っているのは、すぐにわかりました。彼女は冗談のつもりだったのかもしれません。周りもつられて笑っていました。でも、私は笑えませんでした。私の中で、ずっと言わずに我慢していた何かが、その瞬間にぷつりと切れた気がしたのです。
数日かけて準備した「証拠」
家に帰って、私はまずスマホのメッセージ履歴を遡りました。彼女と私のやりとりは、何年分も残っています。8年前にお金を貸したときの話、その後のお礼のメッセージ、たまに食事に行ったときの予定。そして、ちょうど3年前の春に、彼女から届いた一通のメッセージにたどり着きました。「来年こそ返すから、もう少しだけ待って」。当時の私は、それを見て「また待つしかないのかな」と思っただけでした。けれど今回改めて読み返したとき、これは記録として大事な意味を持つはずだと感じたのです。ネットで調べてみると、こうしたやりとりは「債務の承認」と呼ばれるもので、時効をリセットする効果があると書かれていました。私は彼女に「今度2人で会えないかな」とメッセージを送りました。