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    彼女の「面白くして」を本気で返した俺。なぜか彼女の友人の間でだけバズった夜の話

    2026-05-07

    彼女の「面白くして」を本気で返した俺。なぜか彼女の友人の間でだけバズった夜の話

    彼女から届いた一言に、戸惑いました。普段のやりとりではダメなのか、と。自分なりの誠実な返事をしたつもりでしたが、その後の展開はまったく想像していなかったものでした。

    演出を求められた夜

    ある夜、彼女からメッセージが届きました。「友達に見せたいから、うちらのチャット面白くして」。読み返して、しばらくスマホを置きました。彼女の友人グループで、彼氏とのやりとりを見せ合う流れがあるらしいことは、なんとなく聞いていました。映える画面を作って、人に披露して、評価される。それが楽しいのなら止めるつもりはありません。けれど、その対象として今この場で「面白い人」を演じることには、どうしてもピンと来ませんでした。普段の彼女との時間は、特別な演出なんてなくても、自分にとっては十分に良い時間です。だからこそ、その「普段」を返すことにしました。

    リアルを返した

    俺は思いつくまま、彼女のいつもの姿を文字にしました。「先週の朝、起きたって送ってきたの覚えてる?」「あれから1時間、既読つかなかった話する?」。彼女からはすぐに「やめて、それじゃない」と返ってきました。続けて「もっとさ、面白いやつ」と。俺は少し笑って打ちました。「リアルが一番面白いでしょ」。意地悪をしたつもりはありません。コンビニのスイーツを抱えてる彼女も、寝坊して慌ててる彼女も、俺はちゃんと好きなのです。だから演出した嘘の二人より、本物の彼女のほうを誰かに見てもらえるなら、そっちのほうが嬉しいような気がしました。

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