
◇ズボラ女子にはチャンスがない
マチコ(以下マ):サトコさん、ちょっといいなと思ってる男子から、「今日の夜、デートしない?」って、LINEが来たら、どうします?行きます?
サトコ(以下サ):行くに決まってんじゃない。お店はマチコに任せて、速攻彼のもとまで飛んでいくわね。何?そんな胸躍るお誘いがあったの?
マ:無責任な……。でも、今日の今日じゃ、私、とても行けないから断りました。あ~彼、気まぐれ男子なので、もう二度と誘ってくれない気がする~。
サ:あら、なんで? あ……(マチコの顔を、まじまじと見て)ポニーテールと、ボサ眉か……。気合いが入ってる日のマチコって、すごく大きなグループ分けで言うと、石原さとみみたいなのにね。
マ:マジで!!
サ:マジよ。でも、そういう風にズボラだから、恋のチャンスを逃すんじゃない。今日が“さとみデー”なら、今頃、憧れ男子とこの店よりおしゃれなバーでワインでも飲んでるってのにね。
◇几帳面女子は恋のベースができている
マ:確かに私がズボラなのは認めます。それにひきかえ、サトコさんはスーパー几帳面ですよね~。部屋も、リゾートか!って位、綺麗でビックリしました。
サ:言っておくけど、マチコがこの前泊まりに来た時、本棚の『君に届け』4巻と5巻を入れ替えたことにも気づいてるんで、私。奇妙なノイズがしたのよ、本棚から。
マ:怖っ!あ、いえいえ、すいません、適当に戻したもんで……。あ~あ、私もマチコさんみたいな几帳面な性格だったら、恋のチャンスも生まれやすいのになぁ。
サ:そうよ、女の子はいつもちゃんとしてなくちゃ。ちゃんとしてれば、今日みたいな、気まぐれ男子の呼び出しにも出動可能なんだもの。
マ:ですね。それに、外でデートして、タクシーで送ってもらって、部屋の前に着いて、「トイレ借りてもいい?(男)」もしくは「ちょっと休んでかない?(女)」みたいなテッパンの展開になった場合も……。
サ:常にお招き可能よ。コーヒーカップに茶渋なんて0.1ミクロンもついてないもの。
◇几帳面女子=軽い女??
マ:でも、随時お招き可能な部屋に住んでたら、「すぐに部屋に入れる軽い女」って思われる危険性もありません?本命男子を部屋に入れるのは、時間をかけたいです。
サ:その問題への対策は練ってあるわよ。
マ:え?
サ:シンクに納豆ご飯を食べた後の茶碗をつけたまま出かけるのよ。どんなにいい感じに酔っ払っても、ドアを開けた瞬間に納豆の匂いがするって想像したら、踏みとどまれるじゃない。
マ:さ、さすが…!「お酒に酔った時の理性」なんて曖昧なものに期待せず、そうやって対策を練れば、きちんとした女子を保てるんですね。
◇やっぱり女は「隙」が大切
サ:でもね、納豆対策解禁後、入室を許可された勇者も、最初のうちは「サトコさんて本当に綺麗好きなんだね」とか「サトコさんていいお嫁さんになるだろうな」とか絶賛してくれるんだけど……。
マ:そのうち、足が遠のく?とか?
サ:え?なんで分かるのよ?
マ:だってリゾート・サトコって、毎日帰るには、隙がなさ過ぎてちょっと息苦しいんです。毎日帰るなら、サトコ・ビジネスホテルでいいんですよ。適度にゆるくて、ダメな俺も許してくれそう……そんな感じを、男子って欲しますんで。
サ:「隙がない」はよく言われるわね。でも、何それ?きちんと暮らして何が悪いってのよ。だらしのない女こそ、遊びにはいいけど、本命の彼女や嫁には選ばれないんじゃない?
マ:ズボラが過ぎて「不潔」の域に達したり、部屋がゴミ屋敷化した場合はまずいですけど、結局、男子が毎日帰りたい家は、適度に雑然としたユルい部屋じゃないですかね?
サ:そういえば、私が昔振られた男子のFacebookを覗き見したら、愕然。百均食器がゴチャっと並んでるテーブルで、彼女が作ったらしきハヤシライスを嬉しそうに食べてた~。私が作ったA5和牛のビーフストロガノフの味、忘れちゃったのかしら?
マ:ほら、やっぱり男子は、「完璧なきちんと感」より、庶民的な「癒し」を求めているわけです。
サ:ふん!悔しいけど、ズボラ女子のが有利かもね。じゃあ私、これからはオシャンなグラスは隠して、百均のコップでチューハイ飲むわ。おまけに洗濯物を適度に床にばらまくことにするわ。
マ:そういうことじゃないと思いますけどね……。じゃあ私は、美容院で「石原さとみちゃんと同じ髪型にしてください」って、勇気出して言ってみます。実は、自分でも前から似てるかもって思ってたんですよね。
サ:そういうことじゃないけどね!(犯人A子/ライター)
◇今回のまとめ
最終的に男子が女子に求めるものは、完璧なきちんと感などではなく、「癒し」。大らかに男子を包み込むような、適度なルーズ感を保つことで、「ちょっとだらしなくてダメだけど、気を遣わなくて居心地のいい女」と思われます。最終的に男子に選ばれやすい女子は「ズボラ女子」だといえるでしょう。
対する「几帳面女子」は、恋のチャンスには多く恵まれそう。ただし、用意周到に男を待ち受けるかのような細かさに、いつか男性はエネルギーを吸い取られてしまいます。結果的にゴールまでとはいかないことも多いでしょう。
でも、“数打ちゃ当たる”って言葉もありますから、恋は運とタイミングってところでしょうか…。