
「勉強しろって言うくせに、自分はスマホばかりじゃん」と息子に刺された母→画面を見せた結果
40代の私と中学2年生の息子。最近の私の小言にうんざりしていた息子は、ある夜とうとう「自分はスマホばかりじゃん」と言い放ったのです。私は思い切って、画面を見せることにしました。
口うるさくなっていた私
息子は中学2年の秋から、目に見えて成績が下がっていきました。志望校のことを考えると気が気じゃなくて、つい「勉強したの?」「スマホ置きなさい」と何度も言うようになっていたのです。
夫は出張続きで、家のことは私一人で見ている状態でした。仕事もここ数か月、新しいプロジェクトで在宅勤務が増え、夜遅くまでチャットでチームとやりとりすることもしばしば。
リビングのソファに座って、ずっとスマホを操作している姿を、息子には何度も見られていたと思います。
「自分はスマホばかりじゃん」
その日、息子が塾から帰ってきたのは夜9時を回った頃でした。私はソファに座って、上司から「今夜中に確認お願いします」と入ったチャットに返信を打っていたところです。鞄を置いた息子は、こちらを一瞥してから、ぼそりと言いました。
「勉強しろって言うくせに、自分はスマホばかりじゃん」
低い、押し殺したような声でした。「これは仕事なの」と言いかけて、口をつぐみました。確かに、その言葉だけで自分を正当化するには、私自身が後ろめたい瞬間も、なかったとは言えなかったのです。