
彼女への返信を翌日まで残していた俺が、カフェで知った待つ側の本音
彼女からのメッセージを開いた俺は、入力欄に何も打たず、画面を閉じました。急いで短く返すより、時間をかけて書くほうが誠実だと思っていました。
急いで返さないほうが丁寧だと思った
仕事が忙しくなってから、俺は彼女への返信をすぐに書かなくなりました。仕事の合間に返すと、短い言葉だけになり、話を早く終わらせているように見えると思ったからです。
「来月の連休、どこか行きたいな」
そのメッセージが届いたときも、内容はすぐに読みました。ただ、行き先を少し調べてから返そうと思い、その場では既読だけをつけました。
翌日の帰宅途中、ようやく返事を送りました。
「ごめん、返事遅くなった。行きたい場所、ちゃんと考えてた」
急いで返すより、考えた内容を送るほうが、彼女を大切にしていることになると思っていました。
既読だけを残す習慣
それからも、旅行の相談や週末の予定、彼女から届いた日常の話を、すぐには返さず残すことが増えました。
内容を読み、返したいことを考え、仕事を終えてから文章を書く。その手順を守っている自分に、俺は満足していました。
会っているときの彼女は、以前と変わらず話していました。一緒にいる時間が楽しく過ぎていたため、返信の遅さを気にしているとは考えませんでした。