
同い年を装って距離を詰めた俺、誤送信でブロックされた日
彼女が距離を取っていることには気づいていました。それでも俺は駅名を送り続け、別の相手へ送るはずだったメッセージまで彼女に届けてしまいました。
「同い年だよ」と偽りました
趣味のアカウントで彼女と知り合った頃、俺は年齢を聞かれ、「同い年だよ」と返しました。実際には20歳近く離れています。
好きな作品や画材の話まで嘘だったわけではありません。しかし、本当の年齢を伝えればやり取りが終わるかもしれないと考え、相手に年齢がばれないように取り繕いました。
彼女が連絡しやすい時間帯を見て、できるだけ早く返事を送りました。感想を欠かさず送ることで、同年代の趣味仲間を演じていました。
断られても駅名を送りました
「最寄りどこ?」と送ったのは、会う口実がほしかったからです。「画材屋、一緒に巡ろうよ」と続けると、彼女からは「機会があれば」と返ってきました。
乗り気ではないと気づいていました。それでも俺は引かず、待ち合わせに使えそうな駅名を並べました。
ほかの相手にも、趣味の話から始め、住んでいる場所を聞き、会う約束へ進めようとしていました。断られる前に距離を詰めれば考え直してくれると、自分に都合よく考えていたのです。