
「お宅の子がこのひまわりを折った」と通報をちらつかせ怒鳴ってきた60代の隣人、小学生の息子に論破される
玄関を開けると、隣人が倒れたひまわりを指さし、「お宅の子が折った」と言いました。通報まで口にされ、私は庭にいた息子を呼びます。ところが息子は謝る前に根元の土を確かめ、花が倒れた原因を説明し始めました。
玄関先で決めつけられた息子
小学生の息子は、花や野菜を育てるのが好きです。休みの日には庭へ出て、苗の様子を見たり、土をほぐしたりしていました。
隣人とは塀を挟んで暮らしていましたが、それまで大きな問題はありませんでした。ところがその日、玄関を開けると、隣人は倒れたひまわりのそばに立っていました。
「お宅の子が、このひまわりを折ったでしょう」
息子が庭にいたのを見たというだけで、隣人は犯人だと決めていました。私が確認すると伝えても、「弁償しないなら通報します」と続けます。証拠もないまま責められたことに納得できませんでしたが、まず息子の話を聞くことにしました。
根元を見た息子の説明
呼ばれた息子は、倒れたひまわりのそばにしゃがみました。折れた部分だけでなく、黒ずんだ根元や湿った土を確かめます。
「僕が折ったんじゃないよ。根っこが先に弱ってたんだ」
息子は、土が水を多く含んだままになっていること、根元が傷んで茎を支えられなくなったことを説明しました。隣人へ水やりの回数を聞くと、「暑いから1日に2回やっていた」と答えました。
息子は、表面の土が乾く前に水を足し続けると、根が傷むことがあると伝えました。隣人が大切にしていた世話そのものが、花を弱らせた可能性があったのです。