
「再婚した家の子とは、遊ばせたくないの」。ママ友のその一言に、私は笑うしかなかった
再婚して2年。息子も新しい生活に馴染み、穏やかな毎日を送っていました。けれどある日、ママ友から告げられた言葉が、私の胸にじわりと重く沈んでいったのです。
息子の様子が変わった日
小学2年生の息子には、同じクラスに毎日のように遊ぶ男の子がいました。放課後になると「今日も遊んでいい?」と目を輝かせて聞いてくる姿が微笑ましくて、新しい土地での学校生活もうまくいっていると安心していたのです。
ところがある週から、息子が一人で帰ってくるようになりました。「どうしたの、最近一人だね」と聞いても、少し目をそらして「別に」とだけ答えます。
翌日、夕食の支度をしていると、息子がぽつりと漏らしました。「あいつ、最近一緒に帰ってくれないんだ」。何かあったのだろうかと気になりましたが、子供同士のことだからとしばらく様子を見ることにしました。
参観日の帰り道
数日後の参観日。帰り道で、その子のお母さんと偶然並んで歩くことになりました。子供たちの話題になったとき、思い切って切り出しました。「最近うちの子と遊ばなくなったみたいで」。
彼女は少し間を置きました。それからまっすぐ前を向いたまま、「ごめんね」と言い、続けました。「再婚した家の子とは、遊ばせたくないの」。その言葉を、すぐには受け止められませんでした。返す言葉が見つからず、「そう、なんだ」と小さく笑ってしまいました。笑うしかなかったのです。