
「ブロックしてやる」と送ったら、彼女のほうから先にブロックされてしまった
別れを告げられた側が、どれほど冷静でいられるかは、人によって大きく違うものだと思います。感情が追いつかないまま送ったメッセージが、取り返しのつかない結果を招くこともある。これは、そんな自分を振り返る話です。
別れを認められなかった
彼女から別れを切り出されたのは、春の終わりのことでした。
「気持ちが変わった」という言葉を、どうしても受け入れられなかった。何度も送り続けたのは、少しでも話し合えれば気持ちが戻るかもしれないと信じていたからです。
しかし、彼女は「気持ちは変わらない」と繰り返すだけで、次第に返信も来なくなっていきました。無視されているように感じるたびに、焦りと苛立ちが募っていったのです。
脅しのつもりで送った言葉
それからも、「なんで返事しないの?」「俺のこと馬鹿にしてる?」と何度も連絡していました。
ある夜、返事のない画面を見続けているうちに、感情が抑えられなくなりました。「これを送れば、さすがに反応するだろう」という気持ちで、指が動いていたのです。
「お前なんかブロックしてやる。それでいいんだな?」
送信した瞬間、少しだけ後悔しました。それでも「やめて」という返事が来ることを、どこかで期待していたのは本当のことです。