
「なんで分かってくれないの」家事分担で毎晩ケンカ→ToDoリストを見せ合った日、私は言葉を失った
「俺だってやってる」。その言葉を何度聞いたかわかりません。でも私の目に映るのは、畳まれていない洗濯物と、洗い残しのある食器ばかり。
「やってる」の意味が、違っていた
共働きの我が家。私はフルタイムで働きながら、朝は子どものお弁当を作り、夜は夕食の準備をして、寝かしつけをして、やっと一息つく頃には日付が変わっていることも珍しくありませんでした。
夫も仕事は忙しいはずです。それはわかっています。でも帰宅後の夫がやるのは、食器を食洗機に入れることと、たまに洗濯機を回すこと。しかも食器は汚れが残っていることが多く、洗濯物は干されないまま朝を迎えることもしばしばでした。「食器に汚れが残ってる」「洗濯物、干してないじゃん」と指摘すると、「やってる」と言われ、私の中で何かが擦り減っていくのを感じていました。
毎晩のケンカ、もう疲れた
「ちゃんとやってよ」「俺だってやってる」。毎晩同じやりとりが繰り返されました。私が指摘すれば夫は不機嫌になり、黙れば家事は溜まっていく。どちらを選んでも、疲れるのは私でした。夫が自分なりにやろうとしてくれたこともあります。でも仕上がりが気になって、つい『もういい、私がやる』と取り上げてしまったこともありました
ある夜、また同じケンカになったとき、言葉がうまく出てきませんでした。「なんで分かってくれないの」と声を絞り出すのがやっとでした。夫は黙ったまま、困ったような顔をしていました。怒っているのではなく、本当にわからないのだと、その表情で気づいたのです。