
「今日は残業で遅くなる」→実は若い女と密会していた夫。離婚を切り出されたが、最後に追い詰められたのは夫の方だった
結婚して7年。私たち夫婦の間には、5歳になる娘がいます。共働きで忙しい毎日でしたが、それなりに幸せだと思っていました。
夫の「今日は遅くなる」という言葉を、私は何の疑いもなく信じていたのです。まさかその裏で、別の女性と会っているなんて。
繰り返される「残業」への違和感
異変に気づいたのは、半年ほど前のことでした。夫の「今日は遅くなる」が、週に3回、4回と増えていったのです。帰宅は深夜近く。疲れた様子もなく、むしろどこか上機嫌で帰ってくることもありました。
「最近、仕事忙しいの?」と聞いても、「まあね」と曖昧な返事ばかり。スマートフォンを常に手放さなくなり、浴室にまで持ち込むようになりました。娘が「パパ遊ぼう」と声をかけても、画面から目を離さないことが増えていきます。
胸の奥にざわつきを感じながらも、私は気づかないふりをしていたのかもしれません。信じたかったのです、何も変わっていないと。
突きつけられた残酷な言葉
ある休日、夫は神妙な顔で「話がある」と切り出しました。娘が昼寝をしている静かなリビング。私は何となく覚悟をしながら、夫の言葉を待ちました。
「実は、好きな人ができた。彼女のほうが好きだから、別れてほしい」
あまりにも直接的な言葉に、一瞬、頭が真っ白になりました。相手は夫の会社の後輩で、20代の女性とのこと。半年以上前から関係が続いていたそうです。
私が何も言えずにいると、夫は「君とはもう気持ちがない」と淡々と続けました。7年間の結婚生活、娘のこと、一緒に積み重ねてきた日々、たった数分の会話で崩れていく。怒りなのか悲しみなのか、自分でもわからない感情が胸の中でぐちゃぐちゃに絡まって、言葉が何も出てきませんでした。