彼との関係を深めながら、しかも彼をいたわることもできる方法があるのをご存知ですか?それはハンドマッサージです。ハンドマッサージは難易度も低く、誰でも挑戦できるもの。それにオイルを用いることで、良い香りと恋人同士のスキンシップにより、彼の心を癒すことが可能なのです。
ハンドマッサージの方法
方法は簡単。まずはマッサージオイルを用意してみて下さい。
準備が出来たら、まずはオイルを馴染ませましょう。オイルを手に取り、両手でプレスし温めます。
そして、彼の片手を取り、手全体にオイルを伸ばします。始めは手の甲から両手で包み、中心から外側に向かって滑らせます。次に、彼の人差指と親指の間に自分の人差指と親指を差し込み、親指の付け根を円を描くようにマッサージします。
最後に、親指を付け根から水かきにスライドさせ、全ての指の間の水かきをマッサージしていきます。
そして手のひらに移ります。まず、親指で手のひら全体を少し圧力をかけて押していきます。そして、親指全体を使って手首から指の付け根へ押しながらスライドさせます。
終わったら、もう片方の手も同様におこないます。これだけです。特に、男性はお酒をよく飲む機会があるので、肝臓に効くツボが効果的。押さえておきたいのは、「老宮」と「陽池」。老宮は、ちょうど手をギュッと握った時に中指が当たる場所で、手のひらの真ん中付近にあるツボです。陽地は、手の甲側にあります。手首の真ん中よりも、少し小指側にあります。小指の方に向かって触っていくと、少しへこんだ部分があるのですが、ここがまさに陽地のツボです。
癒しと食のメソッド
カキは、ビタミンB1・B2・B12などのビタミン類や、亜鉛・鉄などのミネラル、アミノ酸、タウリン、グリコーゲンなどを豊富に含んでいる食材。これらは体にとって必要不可欠な栄養素です。ビタミン類やタウリンは熱に弱いため、効率よく摂取するためには生食がオススメです。ビタミンB群は水溶性ビタミンのため、鍋物に使用する場合は雑炊などにして、ダシに溶け出した栄養素まで摂るようにしましょう。亜鉛は、ビタミンCやクエン酸と一緒に摂ると、キレート作用により吸収されやすくなります。ビタミンCやクエン酸が多く含まれるレモン汁をかけて食べることをオススメします。
タウリンは硫黄を含む含硫アミノ酸の一種で、人間のカラダに最も多く存在しているアミノ酸でもあります。お酒をよく飲む彼なら、気になるのはやはり、身体の中でも肝臓でしょう。昔から、黄疸の人や肝臓の悪い人は、貝類のみそ汁をと言われるのは、貝類はタウリンをたくさん含んでいるかです。タウリンは、肝機能の強化作用を持っています。肝臓病患者にタウリンを投与すると、肝臓によいタウリン抱合型胆汁酸が増える上に、過酸化脂質という有害物の増加を抑えるはたらきもあります。タウリンは、肝細胞を過酸化脂質から保護し、肝臓の機能を守ってくれるのですね 。
そこで、彼をいたわる女性になるべく、彼を癒すためのレシピをご紹介いたします。
彼をいたわるレシピ
☆ 牡蠣のココット
牡蠣は貝類の中でも飛び抜けて「タウリン」が豊富。肝機能の強化作用を持ち、心臓を正常に働くための手助けもし疲れにくい体を作ってくれます。お酒好きな彼の体も牡蠣でサポート。
・材料(2人分)
牡蠣…4粒
ほうれん草…1/4束
ベーコン…50g
A バター…大3
マヨネーズ…大2
ケチャップ…大1
白ワイン…大1
塩、こしょう…各適量
塩、こしょう…各少々
・作り方
1.ココット皿にバターを塗り、茹でて2cmに切ったほうれん草を入れ、塩、こしょうをする。
2. 牡蠣は塩水でふり洗いをし、ベーコンは短冊切りにして1にのせる。
3. Aのバターをレンジで柔らかくして、その他の調味料を混ぜる。
4. 3を1にかけて高温のオーブンで焼く。
おわりに
彼が「最近イライラする」「怒りっぽくなった」原因は、実は肝臓にあるのかもしれません。東洋医学では肝臓と情緒は密接な関係にあると言われています。特に春は冬の間に溜まった老廃物を体外に出そうと、肝臓に負担がかかります。そこで肝臓が疲れてしまって起きるのが五月病とされます。付き合いでお酒を飲んで肝機能が低下していると、ピリピリしてしまい、二人の関係も上手くいきません。彼の肝臓をいたわって、心身ともに仲良く過ごせるといいですね。
(脇田尚揮/ライター)
(HITOMI/料理監修)