
自分のことをわかってほしい、みとめてほしい……こんな風にうじうじと悩んでしまうことって、だれにでもあるよね。
これって女子だけのことじゃなく、最近では男子の中にもこうした気持ちを強く持っている人が増えているんだ。
自信がなさそうに見えるし、かかわるとなんだか面倒くさそうと思われがちな彼らだけど、最初から恋愛対象として「ナシ」と決めつけてしまうのはもったいないかもしれないよ。
付き合い方次第では、そんな男子たちだってあなたを一途に愛してくれるステキな彼氏に変わっていったりするからね。どうすればそうなるのか、さっそくポイントをチェックしていこう。
1.まずは自分のことを確認
人から認められたがっている男子は面倒くさいって思う女子もいるけれど、実は女子のほうだって同じなんだ。
認められたがってばかりいる女子は、自分自身に意識が集中していて他人を認めるということをすっかり忘れてしまっている。
そうすると相手の男子からすれば面白くなかったり面倒になったりしちゃうんだ。これではお互いに不満がたまってしまうし、一途に愛されているっていう感覚を持てないの。
まずは自分が認められたがっている女子かどうかを確認し、もしもそうだった場合には、自分以外の周りの人のことにも興味を示して、他人はどんなふうに生きているのかを見てみようね。
2.認めてあげる
興味を持って他人を観察していると、その人の良いところも少しずつ見えてくる。そしたらそれをほめればいいんだ。大げさにじゃなく軽くでいいよ。
これが相手を認めるということになるからね。そもそも認められたい気持ちが強い男子がなぜそうなったかというと、今まで誰にも認められてこなかったから。そこであなたが彼を認めてあげれば、あなたは彼にとって初めての大事な存在になるよ。
もしあなたがほめても彼に響いていないようだったら、別の言葉で言い直してみよう。同じ内容でも、人によって受け入れやすい言い方は異なってくるからね。
相手が喜ぶポイントを見つけたら、似たようなカテゴリーで重点的にほめてみて。そのうちにだんだんとコツが飲み込めてくるよ。
3.心をこめる
一人一人の男子それぞれが特に認められたいポイントを持っているんだけど、だからといって毎回毎回同じ言葉でほめていると効果が薄れてきちゃうんだ。
気持ちのこもっていない上辺だけの言葉をいくらつぶやいていても、逆に嫌味とか皮肉みたいに聞こえちゃうし。
そんなときは、彼の目を見て、自分の表情を柔らかくして、「あなたは私にとって特別な人」という雰囲気を十分に出したうえで、ほめてみよう。
犬や猫などのペットは、人間の言葉が理解できなくても飼い主の心を感じ取っている。
それは人間も同じ。男子だって、言葉だけでは自分が認められたとは理解できなかったとしても、あなたの視線や表情などに表れるあなたの心を感じ取って、本当に認めてくれているかどうかを判断するんだね。
4.代わりばんこ
認められたい男子なんだから、認めてあげれば好かれるに決まってる……?
いえいえ、事はそう単純ではないかもしれないよ。相手の望み通りにただ認めているだけだと、単なる都合のいい女になってしまうからね。
女子のほうだって、いつもいつもほめてばかりじゃ疲れちゃう。たまにはほめられる幸せも感じたいよね。
自分がほめられることだけ考えるんじゃなく、相手をほめたり自分がほめられたりバランス良くやってると二人の関係はどんどん近くなっていくよ。
あなたがほめてもらえたときは、ほめてくれた彼のことをほめ返してあげよう。「ほめたらほめられるんだ」と思えば、彼はもっとあなたのことをほめたくなってくるからね。
こうやって相互の信頼が培われていくんだ。
羽林由鶴さんからのメッセージ
彼との関係を良好に保っていくためには、一回だけではなく日常的にほめたり認めたりしてあげるのがいいよ。その中でアクセントとしてほめないときも作ろう。
彼はストレスを感じてケンカになるかもしれないけれど、それさえもお互いを知って理解し合うための大切な出来事なんだ。
人から認められたい男子は、自分が大事にされていると実感することで安心する。
この満ち足りた気持ちを与えてくれるあなたのことを、特別な女子だと思って彼はとっても大事にしてくれるよ。
これからもお互いを認め合って理解し合える素敵な恋人同士になっていってね。
(羽林由鶴/ハウコレ)
(柳内 良仁/カメラマン)