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    デートは恋の「通知表」です。デートだけで、彼の愛情を感じ取れるようになろう

    2022-12-06

    どうもあかりです。

    デートは恋の「通知表」

    「デートは恋の通知表」という考え方について、「意味不明、もう帰る!」って人がいなくなるまできちんと説明をしておこうと思います。
    彼女がいる男性は、とても「忙しい」です。
    彼女ができる前であれば、仕事とプライベート(友達や趣味)のサイクルだけを回していればよかったのです。しかも、友達や趣味といったプライベートも、仕事とは違って”義務”が伴いませんから、仕事を圧迫しない程度に、適度に楽しむことができました。それこそ仕事が大変なときには「ごめん、今日仕事終わらなくて厳しいわ」と大学時代の同級生たちとの飲み会をキャンセルすることも許されます。
    このように、仕事は義務ですが、プライベートは義務じゃないので、両立自体はそんなに難しくはありません。
    しかし、恋愛には義務が伴います。「ただのプライベート」と割り切って、仕事が忙しいからといって平気でキャンセルすることは許されません。
    仕事も恋愛も、どちらも義務が伴うので、必然的に、彼女がいる男性はその両立のために毎日途端に忙しくなるんです。
    よく、「男性は彼女ができると付き合いが悪くなる」と言いますが、あれは「彼女に夢中になってるから」という心理的なお話じゃなくて、単純に「忙しくなってる」からなんですよね。

    「好き」はデート中に伝える

    少し説明が遠回りになってしまいましたが、ようするに、仕事と恋の両立で忙しい男性は、「彼女と会っていない期間にまで愛情表現をするほど暇じゃありませんよ」ということなのです。
    「忙しくて、デートの時間をなんとか死守するので精一杯!」となった男性たちが、LINEや電話を使ってデートをしない平日にまで「好きだよ」と伝えてくれることは非常にまれです。もちろん、たまにそういうことまでしっかりとやってくれる男性もいるにはいますが、「そうだったらラッキー」程度。それを「彼氏としての義務」と言い張れるほど、世の男性たちが当たり前にできることじゃないのです。
    しかも、これまでハウコレでも何度か書いてきたように、男性が女性にLINEをするのは「好きな女性をゲットするため」。すでに好きな子と付き合えた後は、LINEは彼女との連絡ツールになっていきます。こういう目的の変化からも、彼と会えない日にLINEを通じた「好き」のメッセージが飛んでくることを期待するのは、あまり得策ではないといえるのです。
    そんな男性たちは、当然、「好き」をデート中に伝えようとします。
    「俺の君に対する『好き』の気持ちは、ちゃんとデート中に伝えてあるから、それでちゃんとわかってね?」と、口では直接言わないと思いますが、きっと彼もそう思っている。
    だから、私たち女性は「私って愛されてるかな?」と思ったときにも、その答えを「彼のデート中の仕草」から見つけてあげる必要があるんです。「デートしない日の連絡」は、そもそも対象外。最初から「通知表」の評価項目になっていないのです。
    「彼が自分をちゃんと好きかどうかを知りたいのなら、デートを見よ」
    これが「デートは恋の通知表」という考え方の意味でございます。

    「通知表」のどこを見るか?

    さて、じゃあデートが彼の「好き」を測る通知表だとして、通知表のどこをどう見たら、彼の「好き」を感じ取ることができるのでしょうか。
    そのための4つの着眼点をご紹介していきたいと思います。

    「お金」=「愛」?

    いきなり超”現金”なお話をしますが、彼がデートのときにちゃんとお金を使ってくれているかどうかというのは、彼女としてきちんと注目をすべき点だと思っています。
    誤解してほしくないのですが、それは決して「おごってくれない男はクソだ」とか「ワリカン男はこの世から消えよ!」みたいな手垢のついた(しかも間違った)プロパガンダを唱えたいわけではないのです。
    おごりとか、「7:3」とかそういうことじゃなく、ただ、「彼がデートのときにちゃんとお金を使ってくれているか」です。大事なのは。
    例えば、おうちデートばかりをしたがち、ご飯も「コンビニでいいよ」と言うのであれば、彼はあなたとのデートに全くお金を使う気がありませんよね。
    ですが逆に、イイ感じの少しだけリッチなレストランでご飯を食べようと予約をしてくれたり、遊園地や映画館に行こうとしてくれたりするのであれば、仮にそのデートがワリカンであろうとも、私はそこに「愛」があると思っています。
    お金は、彼が仕事のために時間という命の一部を削って得た、まさに命のカケラなわけです。
    趣味であれ、恋愛であれ、友達であれ、その命に等しい「お金」を使いたいと思う対象が、その人にとって「一番好きなもの」であるのには間違いありません。
    彼女なら、なんとなく彼のお財布事情はわかるはずです。
    手取りが24万円。そこから家賃と貯金とランチと飲み会や自分の好きなものを買ったりするお金を全部抜いたらだいたい残り6~7万円。
    で、毎週1回のデートで例えば合計1万円でも支出してくれていたら、彼は「使えるお金の半分以上も、私との時間に使ってくれてるんだ」ってわかる。
    こんなに客観的でわかりやすくて、しかも説得力のある愛情のモノサシってなかなかありません。

    「時間」も「愛」

    いまさっきお金についてお話をしたばかりのことが、なんとそのまま「時間」についても当てはまります。優しい世界ですね。
    勘のいい方はすでにお察しかと思いますけど、「時間」も当然命のカケラですから、彼女とのデートに彼がそれなりの時間をかけてくれるかどうかだけでも、彼の愛情の大きさを測ることが可能です。
    ただ、「どれくらいの時間をかけてくれればいいの?」という問いに対して、絶対的な答えはありません。
    「デートが○時間以上ならOK」ということはなく、お金と同じように、彼の可処分時間のうちそれなりの割合を彼女と会うために使ってくれていれば、それで十分です。
    たとえば激務で、週に1日くらいしかまともな休みがとれない男性であれば、それこそ週に1回、たったの1時間使ってくれるだけでも、十分かもしれません。
    「自分の大切な休みの時間を使いたい対象」として、自分が何番目の順位にいるかを確かめればいいのです。
    「『忙しい』と言いつつ、私よりも多く会っている友人がいる」とかそういうことになれば雲行きは怪しくなりますが、逆に「忙しいせいで、私とは2週間に1回くらいしか会ってくれないけど、たしかにそれ以外の時間はずっと仕事をしていそうだな」と感じるんであれば、あなたは彼にとって間違いなくナンバーワンだと、他の人が「仕事ばっかりの男はダメよ」と言おうと、確信していいのです。

    エッチ以外の愛情表現

    先ほど、「男性は彼女に対する『好き』の気持ちを、ちゃんとデート中に伝えてあげてる」というお話をしました。
    ですので、お金とか時間とかだけじゃなくて、もっと単純な愛情表現があるかどうかを確かめることも、デートという「通知表」を眺める際には大切なことです。
    愛情表現には、「好き」「大好き」「愛してる」という言葉や、キスやハグといった行動などいろいろとバリエーションがありますが、曲者なのが「エッチ」です。
    エッチもたしかに立派な愛情表現だけど、「デートの中で愛情表現らしいものがエッチしかない」のなら、それは彼から愛されているのではなく、単に性の対象として見られていることしか意味しない場合が多いです。
    エッチは、愛情表現の手段である以前に、性欲を満たすための手段です。
    まともな男性であれば、「デート中にセックスしかカップルらしいことをしないのは、さすがに彼女のことを大切にしているとは言えないよな」ということに当然思い至ります。「セックスしかしないなんて、『私ってセフレ?』と思われても仕方がない」と。
    だからこそ、彼女のことをきちんと愛している男性であれば、必ず、エッチ以外の愛情表現を通じて、きちんと気持ちを伝えてあげようとするものです。
    まとめると、こういうことです。
    彼とのデートでは、言葉でも行動でも、何かしらの愛情表現がひとつでもあればOKです。ただし、唯一の愛情表現が「エッチ」では、ダメです。

    彼は、楽しそう?

    ひょっとしたら、これは愛情表現よりも大切な要素かもしれません。
    あなたとデートをしているとき、彼は「楽しそう」に見えるでしょうか。
    少し意外かもしれませんが、「愛情表現」というのは、「『好き』と伝えてあげなきゃいけない」ような関係性のなかでしか存在しません。
    わかりやすい例として、結婚して10年のカップルは、お互いのことをものすごく好きだと思っていても、多分「好きだよ」とは言わないはずです。それは「もはや好きと伝える必要がない」からです。
    「自分が相手のことを好きだなんていうのは、当然相手に伝わっている。わざわざ毎回伝えて確認するようなことでもない」と、彼が思い始めると、彼はあなたに対する愛情表現を減らしていくのです。このことを「冷めた」「飽きられた」と勘違いしてしまわないようにしましょう。
    そして、彼の愛情表現が減ったとき、「単に愛情表現の必要がなくなった」のか「飽きられた」のかを見極めるポイントは、「彼が楽しそうかどうか」です。
    すごくシンプルな話として、人は、自分が好きな人と一緒にいられれば、それだけですごく楽しいですよね。先ほどの10年カップルも、「好き」とは言わなくても、一緒に暮らしているだけで日々楽しそうなはずです。
    「好き」って言ってくれるか。じゃなくて、「彼は私といて楽しそうか」を基準にするだけで、彼のあなたに対する気持ちをより敏感に、正確に感じ取ってあげられる彼女になれるはずです。いつまで経っても、「好き」って言ってもらわなきゃ気持ちが伝わらないなんて言っていたら、彼にとっても少し面倒だし、あなた自身も、苦しいと思うよ?(遣水あかり/ライター)

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