
部下の残業を把握していた俺、担当を外すまで何も伝えなかった理由
担当の引き継ぎが重なり、部下が最後まで残っていることには気づいていました。それでも、俺が毎日伝えていたのは「お疲れさま。先に出るよ」だけです。
説明より業務調整を優先しました
前の部署で、仕事を抱えていた後輩に「頑張っているな」と声をかけながら、業務量を減らせなかったことがあります。後輩は体調を崩し、会社を辞めました。
その経験から、労う前に仕事を減らすべきだと考えるようになりました。今の部下が残業していると気づいたときも、先に業務配分を変えようとしました。
しかし、その考えを本人へ説明しない理由にもしていました。業務量さえ減らせば、途中の伝え方は問題にならないと考えていたのです。
「把握してる」で面談を終えました
半期の面談で、部下は残業について切り出しました。俺は資料を見ながら、「把握してる」と答えました。
その時点で、人事と業務配分の見直しを進めていました。しかし、承認されるか分からない話を伝え、期待だけ持たせたくないと考えました。
それでも、「見直しを検討している」と伝えることはできたはずです。俺は確定していないことを話さないという判断を優先し、部下が先の見えない状態で働いていることを後回しにしました。
自分が把握していれば十分で、部下にも見ていることは伝わると思っていました。