
元カノを旅行に呼んだのは復縁したいからじゃない、俺なりの区切りのつけ方だった話
「昔みたいに、みんなで集まれたら」そう伝えたあとの、彼女の既読と沈黙が続いています。当日、駅の改札で会えるかどうかは、そのときになってみないと、俺には分からない気がします。
別れを告げた元カノに、旅行の誘いを送るまで
別れを告げたのは俺のほうでした。あれから連絡もなく3ヶ月、共通の仲間との集まりも、なんとなく彼女抜きで続いていました。
きっかけは、仲間内で持ち上がった旅行の計画です。行き先の名前を聞いた時、以前、彼女と一緒に行こうと話していた場所だと気づいてしまいました。迷った末、俺は個別のチャットで先に声をかけることにしました。
「旅行とか行かない?」「前に行きたいって言ってた場所、俺も気になってて」
返信は、いつもより時間をおいて届きました。
「わかった、行く」の返信に、俺はほっとしていた
「別れたのに、いいの?」と返してきたときは、余計な意味が乗らないように、
「まあ、行くだけなら」とだけ返信しました。
「わかった、行く」そう返ってきた文字を、俺は何度か視線でなぞりました。行き先やメンバーは後から説明すればいい、まずは了承の返事をもらえた、と思っていたのです。
数日後、仲間内で日程が正式に固まり、俺は当然のように彼女もグループチャットに追加しました。「久しぶりに集まって旅行、来週末どうかな」グループ内では自然な流れでした。