
「そんな大学、行く価値ない」と娘を鼻で笑った父→後日、そのOBに頭を下げる羽目に
進路を決める大切な時期、家族からの言葉は想像以上に心に残るものです。応援してもらえれば大きな力になりますが、一方で否定されたときの傷は、なかなか消えることがありません。これは、父に志望校を笑われながらも自分の道を歩み続けた私が、数年後に母から聞かされた話です。
志望校を告げた日、父は笑った
高校3年生の夏、両親に第一志望の大学を伝えました。地元では堅実な評価を得ている中堅の私立大学で、学びたい分野の研究が盛んなことが決め手でした。しかし父の反応は、予想外のものでした。「そんな大学、行く価値ないだろ」と鼻で笑い、「もっと上を目指せないのか」と続けたのです。なぜその大学を選んだのか、理由を聞こうともしない。オープンキャンパスにも足を運んで決めた進路を一笑に付されて、悔しくて涙が出そうでした。
それでも私は、その大学へ進んだ
父に認めてもらえないままでしたが、志望校は変えませんでした。ここで学びたいという気持ちは本物だったからです。入学後は専門分野に没頭し、少人数制のゼミで実践的な力を身につけました。就職活動では大学で培った専門性が評価され、希望の業界へ。父は「まあ、よかったな」とだけ言いました。あの日のことを謝りもせずに。私も気にしていないふりをして、社会人としての一歩を踏み出しました。