
お土産を彼女にだけ渡さなかった私。職場での先輩からの一言で、周囲からの視線が痛くなった
出張や旅行に行くと、職場にお土産を買っていく習慣がありました。みんなに配るのは好きでした。でも一人だけ、渡したくない人がいたのです。ささいな理由でした。その行動が、自分の首を絞めることになるとは思っていませんでした。
小さな苛立ちから始まった
彼女のことが苦手でした。特に何かされたわけではありません。ただ、上司に気に入られている様子が目につく。仕事ができるわけでもないのに、なぜか評価されている。そんな小さな苛立ちが、いつの間にか積み重なっていました。お土産を配る時、最初は本当に忘れただけでした。でも彼女が何も言わないのを見て、「気づいてないんだ」と思ったのです。次からは、意図的に彼女の分だけ置かないようになりました。
バレていないと思っていた
2回、3回と続けても、彼女は何も言いませんでした。周りも気づいていないと思っていました。3回目に彼女の席の前を通った時、目が合いました。でも私は気づかないふりをして、そのまま通り過ぎました。
彼女だけ仲間外れにしているという小さな優越感がありました。幼稚だと分かっていても、やめられませんでした。自分でも分かっていたのです。これはいじめだと。大人のやることではないと。でも「ただ配り忘れただけ」と言い訳できる範囲だと、自分に言い聞かせていました。