
「お前に似たら子供がかわいそう」と笑う夫→分娩室の前で助産師に聞いた“妻の言葉”に崩れ落ちた【夫の本音】
妻の容姿をいじるのは、ただの夫婦の軽口だと思っていました。妻も笑っていたから、傷ついているなんて考えもしなかったのです。
「いじり」だと信じていた残酷さ
妻の妊娠がわかってから、「お前に似たらブスだな」「お前に似たらかわいそう」などと言うのが自分の中で定番のネタになっていました。妻が笑うから、大丈夫だと思っていたのです。友人の前で言えば場が盛り上がるし、義両親も苦笑いしながら「まあまあ」と流してくれる。
自分ではコミュニケーションの一環だと本気で信じていました。妻が少し黙ることがあっても、ただの照れ程度にしか考えていなかったのです。今思えば、妻の沈黙の意味を、自分に都合よく解釈していただけでした。
笑ってくれていた妻に甘えて
妻のことをブスだと思ったことは一度もありません。むしろ、妊娠してからの妻はどこか柔らかくなって、きれいだと感じていました。けれどそれを素直に言うのが気恥ずかしくて、逆のことを言ってしまう。そんな自分の幼さに、当時はまるで気づいていませんでした。
妻が「もう、やめてよ」と軽く言ったことがあります。あのとき真剣に受け止めていれば、こんなことにはならなかったのかもしれません。けれど「そんな怒んなよ」と笑い流してしまったのです。