
元カノに「誰もお前を好きにならない」と言い放った俺→彼氏ができた元カノに「会えない?」と送って一蹴された話
別れ際に相手を傷つける言葉を選ぶ人間は、自分の弱さを攻撃に変えているだけなのかもしれません。今回ご紹介するのは、交際相手に心ない言葉を浴びせて別れを告げた俺が、その後思いがけない現実を突きつけられたエピソード。
別れ際に吐いた言葉
彼女に別れを切り出したのは、ある秋の夜のことでした。正直に言えば、明確な理由なんてありませんでした。ただ、なんとなく他の女性が気になり始めていて、彼女との関係に飽きていた。それだけのこと。でもそんな本音を言えるはずもなく、「なんとなく合わない気がする」とだけ伝えました。
彼女は納得せず、話し合いたいと言ってきました。でも、面倒だった。だから俺は、彼女が諦めるように、わざと突き放すことにしたのです。
最後に送ったLINEには、こう書きました。
「正直言うけど、お前の性格じゃ誰も好きにならないよ。俺だから付き合ってあげてたんだよ」
送信ボタンを押した後、少しだけひどいことをしたなと自分でも思いました。でもすぐに「これで綺麗に終わる」と自分を正当化しました。
別れた後の俺
別れてからの日々は、思い描いていたものとはまるで違いました。気になっていた女性にアプローチしてみたものの、あっさり断られました。合コンに行っても、なぜかうまくいかない。話を聞いてくれる相手が見つからないことに、初めて気づきました。
思い返せば、彼女はいつも俺の話を最後まで聞いてくれていました。仕事の愚痴も、くだらない自慢話も、嫌な顔ひとつせずに。俺はそれを「当たり前」だと思っていた。感謝の言葉をかけた記憶すらありません。
それでも当時の俺は、自分に問題があるとは考えませんでした。「いい出会いがないだけ」「タイミングが悪い」。都合のいい言い訳で、自分の薄っぺらさから目を背け続けていたのです。