
子どもの合格が嬉しくて、つい自慢してしまった私。しかしその直後、向かいのママの”静かなひと言”に血の気が引いて…
子どもの頑張りが実を結んだとき、嬉しさのあまり周りが見えなくなってしまうことがあります。
舞い上がっていた私
わが子が○○学園に合格した日のことは、今でもはっきり覚えています。幼い子どもが慣れない試験に向き合い、一生懸命がんばった日々を思うと、あの瞬間の感動は、何にも代えがたいものでした。
その喜びがあまりに大きくて、私はどこかで誰かに聞いてほしかったのだと思います。いつものママ友ランチの席で、気がつけば「○○学園に受かったの」と口にしていました。今思えば、あれは喜びの共有ではなく、ただの自慢だったのかもしれません。
止められなかった言葉
周りのママたちの反応は、どこかぎこちないものでした。「すごいね」と言ってくれる人もいましたが、目が笑っていないことに、そのときの私は気づけていませんでした。浮かれた気持ちが止まらず、つい隣に座っていたママに「あなたのところは…公立?」と聞いてしまったのです。
悪意があったというよりも、自分の選択が正しかったと確かめたかったのかもしれない。けれど、相手の立場に立てば、あの言い方がどれほど失礼だったか。今ならはっきりとわかります。