
彼女に「会社の人」と嘘をつき続けた2カ月間→ある日届いたスクショに、一言も返せなかった
「会社の人とちょっと飯行ってくる」そう返すたびに、どこかで「このままじゃまずい」とわかっていました。
最初は軽い気持ちだった
始まりは、職場の飲み会でした。新しく異動してきた同僚に話しかけられ、帰りに「二人で飲みに行きません?」と誘われた時、悪い気はしなかった。それだけのことでした。
彼女がいることは、なんとなく言いそびれました。
「今度また行きましょう」が2回、3回と重なり、週に2〜3回食事をするようになっても、自分の中では「友達みたいなもの」で済ませていたのです。
彼女から「今日誰といるの?」と聞かれるたびに「会社の人」と返しながら、ほんの少しだけ後ろめたさを感じてはいました。ほんの少しだけ。
「彼女いないの?」に頷いた夜
ある夜、同僚に「彼女さんとかいるんですか?」と聞かれました。ここで「いるよ」と言えば終わった話です。でもその瞬間、口をついて出たのは「いや、いないよ」でした。なぜそう言ったのか、自分でもうまく説明できません。
ただ、そう答えた方がこの居心地のいい時間が続くと思ってしまった。同僚は少し嬉しそうな顔をして、自分はそれを見て見ぬふりをしました。彼女からのLINEの通知が光るたびに、画面を伏せるようになったのはこの頃からです。