
彼氏と特に大きな喧嘩もしないし、ちゃんとデートはしてくれている。でも今のまま付き合ってみても、将来のことは想像ができない。かと言って別れる理由もない。
小さな不満や我慢が溜まっている
もしかしたら彼に伝えられない不安や不満はありませんか?
「これぐらいのことで、わざわざ言って喧嘩になるのも嫌だし…」と胸の奥にずっと閉まったままでいると、それがどんどん積み重なって膨らんでいきます。きちんと相手に伝えないと、精神衛生上良くありません。
それだけでなく、気持ちに余裕がない時に「ここまで私はがんばっているのに、彼はその気持ちを返してくれない」と感情が爆発し、八つ当たりをするといった行動に走ってしまう可能性もあります。
彼を傷つける必要はありませんが、きちんと思ったことは伝えるようにしましょう。彼のプライドを立てつつ話しかけるタイミングを見計らえば、その話し合いがきっかけで、二人の絆が深まる可能性もあります。
しっくり来ないのは、将来のビジョンが違うから
彼とこの先もずっと一緒にいたいけど、彼と将来のビジョンが全く違う時もストレスになります。
例えば、結婚後は主婦になりたいけれど、彼は結婚後もバリバリ働いてほしいとか、結婚後は家族団欒できるような温かい家庭を作りたいけれど、彼は家庭の暖かさを期待せず、仕事に生きる人生しか描いていないなど。
今は良くてもこの先、もしこのまま彼と一緒にいても理想の生活を求めることはできないとわかっているからこそ、モヤモヤとした気持ちになってしまうのでしょう。
「こうあるべき」という理想と、隠れた本音が違う
彼との考え方や価値観があまりにかけ離れていると、交際自体にも疑問を感じてしまうもの。
関係を進めていく上で、考え方や価値観の方向性が全く同じ必要はないけれど、自分の気持ちに嘘をつくような生き方は選びたくないですよね。
例えば「こういうことは彼氏がしてくれるものじゃないの?」と自分は思うけど彼はそうじゃなかったり、食事の内容を重視したいあなたと、さっさと済ませたい彼だとか、ちょっとした愚痴も相手と共有したいか、したくないかとか。付き合い方に関しても、生き方に関しても価値観の違いはあるかもしれません。
彼と自分の価値観の違いを楽しめるならいいのですが、ストレスになるのなら、このまま彼と時間を共有していくことが難しいのかもしれません。
彼との違和感の原因はわかったけど、それを踏まえて、それでも好きなのか、ただ執着しているだけ、大きな問題がないから惰性で付き合っているだけなのか。そこを考えていきましょう。
彼の長所と短所を書き出してみて
簡単に彼への気持ちを確認できる方法があります。
彼の長所と短所を箇条書きにして、書き出してみます。どんな細かいことでも良いので、感情のまま書き出してみます。すると彼への気持ちを客観的に見ることができます。
長所が多い場合は、彼にそれだけ魅力を感じているということ。短所が多いということは、不満をかなり感じているということです。
短所を長所にしてみる
全て書き出したら、短所を全て長所に書き換えてみましょう。
例えば「優柔不断」なら「相手の気持ちを考えられる」、「視野が狭い」なら「物事を深く見ることができる」といった具合に。
全ての短所を長所に書き換えたら、全体を見てみましょう。今まで気づかなかった彼の置かれた立場や心境に気付けるかもしれません。
例えば、仕事に余裕がないことが彼の行動に現れていることがわかったり、コンプレックスを抱えて生きていることを分析できたりします。長所も短所も視点を変えるだけで、解釈を変えることも出来るのです。
それに対して、「なるほど、じゃあこういう付き合い方をしてみよう」と、自分が思えるか、「それならやっぱり、先がない」と感じるか、それによって、あなたの次の一歩が決まるのです。